- ハワイで購入できるおむつを知りたい
- 日本製と比べて素材感はどう?
- おむつは持参した方がいい?
ハワイで購入できるおむつは、ほぼテープ型のおむつです。
そのため、普段からテープ型を使用している場合は簡単に手に入ります。
一方、パンツ型は1種類しかなく、使いきれない枚数が入っています。また、素材感も少し固めなので肌荒れが心配な方は持って行く方がいいでしょう。
本記事は、11ヶ月の息子と子連れハワイに行った筆者が
・海外製のおむつの特徴
・購入できる場所と値段
・ハワイでおむつを買うときの選び方
をどこよりも詳しく、わかりやすくご紹介します。
この記事読めば、ハワイでおむつの心配をせず、お子さんと最高のハワイ旅を楽しめるようになります!
ハワイで手に入るオムツの特徴
ハワイでおむつを買うには意外とハードルが高め。
おむつの形や素材感が違うし、ちょうどいい枚数が手に入りにくいからです。
以下で、ハワイのおむつの特徴をまとめました。
テープ型が圧倒的に多い
ハワイで売られているおむつのほとんどがテープ型です。
ABCやロングス、ウォルマートに実際に行ってみましたが、パンツ型は「パンパースのクルーザーズ360°」のみでした。
一応、体重が13kg程度から使えるPull-Upsという製品もあるのですが、トイレトレーニング用で通常のおむつと用途が異なるものになっています。
日本と同じ使用感のおむつがいいという方は現地購入は難しいかもしれません。
日本製と比べてゴワつきがあることも
製品によっては、日本製と比べて固いと感じるものもあります。
その理由は、アメリカと日本では求められるおむつの質が異なるからです。
日本では、肌触りや快適性を重視するのに対し、アメリカでは長時間着用しても漏れないことが求められます。
そのため、吸水力を高めるために固めの素材になっているんですね。
はだ荒れが心配だよ・・・
パンパースは、日本製と素材の差がないので安心して利用できると思います。
旅行中に使いきれないほどの枚数
現地で売られているオムツは、少ないもので20枚前後、多いもので60枚入りです。
足りない分をちょっとだけ購入しようとしても、確実に余らせてしまうと思います。
捨てて帰るのはもったいないし、持って帰ると荷物になっちゃう
少量パックはワイキキでは手に入りづらく、ウォルマートなどの大型スーパーまで足を運ぶ必要があります。
日本製は高く、選べる製品が少ない
日本製のおむつは、ミツワやドンキで購入することができます。ただ、価格がめっちゃ高いです。
ドンキでは、グーンのMサイズ58枚入りが35.99$で売られていました。
円換算で約5,800円!おかしい!
日本だと1,600円くらいですから、4,000円も高いと考えると、やっぱり持って行くべきかなと。
ミツワもドンキも、日本製はグーンのみで他商品はありませんでした。
唯一のパンツ型は「パンパース クルーザーズ360°」
ハワイで手に入るパンツ型は「パンパースのクルーザーズ360°」のみです。
アメリカのおむつメーカーの公式サイトをいろいろ見ましたが、体重13kg未満の子用はパンパースしか作っていませんでした。
アメリカでは、テープ型⇨トレーニングパンツ(Pull-Ups)に以降するのが通常のようで、乳児がパンツ型を使用することは少ないそう。
そのため、アメリカブランドのおむつはテープ型がメインにラインナップされています。
ハワイでパンツ型を購入する場合は、「パンパースのクルーザーズ360°」一択となります。
ハワイで購入できるおむつブランド
ハワイで購入できるおむつブランドをご紹介します。
- パンパース
- ハギーズ
- ラブズ
- ペアレンツチョイス
【唯一のパンツ型あり】パンパース
パンパースは吸水性、肌触りが良く、アメリカでもトップブランドです。
後に紹介するハギーズよりも少し高めの値段でした。
テープ型の「スワドラーズ」とパンツ型の「クルーザーズ360°」は同じサイズでラインナップされています。
「イージーアップ」は体重7kg〜使用できるサイズもありますが、あくまでもトレーニングパンツのため、吸水力が低い点に注意してください。
【どこでも買える】ハギーズ
ハギーズは、日本のムーニーのような位置付けで、質とコスパに優れたブランドです。
ABCストアでも手に入るので、基本どこでも購入できると思います。
ただし、全てテープ型のおむつなので、パンツ型が欲しい方は候補から外れます。
なお、「プルズアップ」は吸水性の低いトイレトレーニング用です。
【値段重視】ラブズ
ラブズは、質はそこそこ、安く買いたいファミリーに愛用されるブランドです。
ウォルマートでの値段は50枚入りで16$でした。
パンパース「スワドラーズ」が50枚入り22$とだったので、6$も安いんですね。
こちらもテープ型のみのラインナップです。
▶︎ラブズ公式サイト
【ウォルマートのPB】ペアレンツチョイス
ペアレンツチョイスは、ウォルマートのみ購入できるおむつです。
32枚入りで5.73$でした。この金額なら日本で買うより安そうですね。
上記の写真はテープ型のおむつですが、トレーニングパンツもラインナップされていました。
おむつを購入できるお店
今回ハワイに行って、おむつが売られていた店を調査しましたので参考にしてください。
- ABCストア
- ロングスドラッグス
- ターゲット
- ウォルマート
- ミツワ、ドン・キホーテ
緊急用で買うならABCストア
ABCストアは、お店によって入荷されているおむつは異なります。
今回筆者が確認できたのは、ハギーズのみでした。
いくつか店舗を見て回ったのですが、パンパースはどこにも売っていなかったです。
値段が高いので緊急用で買うのが良さそうです。
ロングスドラッグスは赤ちゃん用品が揃っている
ワイキキのロングスドラッグスには、一通りのおむつが揃っています。
しかし、パンツ型のおむつ「パンパース クルーザーズ360°」は入荷していませんでした。
タイミングもあると思うよ〜
ロングスには離乳食もたくさん置いてあって、
我が家は、ガーバーのオートミールとスムージーを購入。気に入って大量買いしました!
以下の記事で、実際に買った離乳食をまとめてあるので、ハワイの離乳食が気になる方は覗いてみてください。
ターゲットにはパンツ型おむつがある
2024年の10月にインターナショナルマーケットプレイス内にできたターゲットに行ってみました。
ここにはなんと、待望の「パンパース クルーザーズ360°」が入荷されています!
枚数は64枚入りとめっちゃ多いですが・・・
他にも哺乳瓶や水筒もありました。
個人的にターゲットのおすすめ商品は、ミルク用の水です。
純水なので、ミネラルウォーターよりも赤ちゃんに優しいし、値段も24本入りで5.49$と破格!
赤ちゃんのミルク用の水についてまとめた記事もあるので、ぜひご覧ください。
ウォルマートの品揃えは最高だった
アラモアナセンターから徒歩10分のところに、大型スーパーのウォルマートがあります。
ここにも「パンパース クルーザーズ360°」が入荷されていました。
19枚入りのような少量サイズも売っているので、足りない分を補充するのにぴったり。
パンパース以外にも、ハギーズ、ラブス、ウォルマートのプライベート商品「ペアレンツチョイス」など幅広いラインナップです。
おむつコーナーは、E25番のところにあります。
ベビーフードもとても充実していて、ワイキキでは手に入りにくいガーバーの固形フードも置いてあります。
赤ちゃん用品が一通り手に入るので、旅行初日に訪れるのがおすすめです。
チェックインの時間までに買い出しに行こう!
ミツワ・ドンキでも日本製は「グーン」のみだった
ミツワとドン・キホーテは日本の商品が手に入るスーパーです。
ここならいろんな日本のおむつが手に入るんじゃないかと見てみましたが、どちらもグーンのみでした。
もちろんアメリカ製のおむつも売られています。
ミツワには、日本製の離乳食も置いてあるのですが
ラインナップが少なく、月齢5ヶ月の製品がメインでした。
【もう迷わない!】おむつ選びの3つのポイント
実際ハワイでおむつを購入しようとすると、日本と違う表記で戸惑います。
ただでさえ枚数が多いのに、間違って買ったら最悪です。
以下では、おむつを選ぶときのポイントを3つ紹介するので参考にしてみてください。
- サイズのみかた
- 枚数のみかた
- テープ型かパンツ型かを判断する方法
サイズのみかた
お子さんに合うサイズか調べるときは、体重(kg)をベースに選んでください。
日本のおむつ選びと一緒だね
日本と違う点でいうと
- サイズがS、Mではなく1、2や3Tと表記されている
- lb(ポンド)表記がある
このような違いがありますが、必ずkgが載っていますので、kgで選べば全く問題ないです。
参考程度に、対応表を載せておきますね。
サイズ | 体重(kg) | 体重(lb) |
N(新生児) | ~4.5kg | ~10lbs |
1 | 3.6kg〜6.3kg | 8〜14lbs |
2 | 5.4kg〜8.1kg | 12〜18lbs |
3 | 約7.2kg〜12.7 kg | 16lb〜28lbs |
4 | 約10kg〜16.8 kg | 22lbs〜37lbs |
5 | 約12.2 kg以上 | 27lbs以上 |
6 | 約15.8 kg以上 | 35lbs以上 |
7 | 約18.6 kg以上 | 41lbs以上 |
以下、主にトレーニングパンツ用(Pull-Upsなど) | ||
2T〜3T | 約7kg〜15kg | 16lbs〜34lbs |
3T〜4T | 約15kg〜18kg | 32lbs〜40lbs |
4T〜5T | 約17kg〜23kg | 38lbs〜50lbs |
枚数のみかた
袋に入っているおむつの枚数は、サイズ表記の近くに記載があります。
写真でいうと、左から26枚、19枚、17枚ですね。
少量サイズってなかなか売ってないんだよね・・・
ちなみに、おむつのことはDiaper(ダイパー)と言います。スーパーで売り場を探すときは、この表記を探してみてください。
テープ型かパンツ型かを判断する方法
前述した通り、パンツ型のおむつは「パンパースのクルーザーズ360°」のみです。
ただし、トイレトレーニング用であればパンツ型は手に入ります。
トイレトレーニング用(パンツ型は)の「Ups」と表示されているものを選んでください。
- パンパース⇨easy Ups
- ハギーズ⇨Pull-Ups
- ハローベロ⇨Training pants
パンツ型おむつとプルアップは用途が違う
日本で使っているパンツ型おむつと、アメリカ製のPull-Upsは同じパンツ型ですが、以下のような違いがあります。
種類 | 年齢と体重 | 用途 | 吸水性 |
パンツ型 | 6ヶ月/約6kg〜 | おむつとして | ◎ |
Pull-Ups | 2歳/約13kg〜 | トイレトレーニング | △ |
Pull-Upsはトイレトレーニング兼用のおむつのため、吸水性が劣ります。
濡れた感触がわかるように、吸水性を低くしてるんだって
日本と同じパンツ型のおむつが欲しいときは「パンパースのクルーザーズ360°」を選んでください!
おむつを日本から持参すべき人
我が家は普段からパンツ型おむつを使用しているので日本から持参しました。
はいはいする時期になると、おむつ替えのとき動きまくって、テープを止めている余裕がないですよね・・・
持参する枚数は多くなっちゃうけど、使った分スーツケースに空きができるので容量については心配ないです。
また、海外のおむつは多少ゴワつきがあるので、肌が弱い子なら持って行くべきかなと思いました。
現地購入でもいい人
日本でもテープ型を使っているなら、ハワイで購入するのは簡単です。
長期滞在になると、おむつを入れるスペースがないなんてこともありますよね。その場合はいっそのこと現地購入もアリかなと。
ただ、円安でおむつ代は高くなるので、個人的には日本から持参した方がいいと感じます。
5泊7日滞在で持っていったおむつの枚数
5泊7日の滞在で、約60枚のおむつを持っていきました。少し多いかなと思っていたけど、結局15枚ほど余らすことに。
とはいえ、足りなくなるよりは多めの方が安心だと思います。
普段使う1日の枚数×日数分とプラス1日分あると十分足りる枚数になるでしょう。
持って行くときは、上記のようなおむつ用の圧縮袋に入れると、スーツケースに少し空きができて便利です。
海外製のおしりふきは香りがとても良かった
おむつを購入する機会はなかったのですが、記念にハギーズのおしり拭きを買ってみました。
きゅうりとグリーンティーの組み合わせってめっちゃ謎ですが、使ってみるとメロンのような香りがして使いごごちがとても良かったです。
さすが香水文化だよね
日本製と比べて紙の質が悪いことはなく、肌荒れすることもありませんでした。
紙が薄くて破れやすいのが難点ですかね。
おすすめしたいおむつ替えスポット
・おむつ台が付いてるトイレってどこにあるの?
・汚いおむつ台に乗せたくない・・・
ハワイのトイレは意外にもおむつ台がついているところが多いです。
ただ、日本みたいに綺麗じゃないので使うのに抵抗があるんですよね・・・
トイレの扉の下が開いてるのも落ち着かない!
そこで、出先でもきれいにオムツ替えできる場所を2つ紹介します!
- 楽天ラウンジ
- JCBプラザラウンジ
楽天ラウンジ
楽天ラウンジは楽天カードを持っている方が無料で利用できる施設。
ここには、きれいなおむつ台がされています。
清掃が行き届いているね
楽天ラウンジは、インターナショナルマーケットプレイス1階とアラモアナセンターにあります。
アラモアナセンターは混んでいると入場制限がかかるので注意してください。
JCBプラザラウンジ
ワイキキショッピングプラザ内にJCBプラザラウンジがあります。ここもJCBカードを持っている方が利用できます。
授乳室とおむつ台が1つの部屋で仕切られています。
楽天ラウンジと比べると高級ホテルのような雰囲気でした。
飛行機でおむつを変えるのは大変だった
今回ANAのフライング・ホヌに乗ってハワイに行きましたが、おむつを替えるスペースが狭くて大変でした。
おむつ台って縦長のことが多いのですが、横に長いのでとにかくやりづらい!
しかも、ベルトもないので暴れまくります・・・
一苦労するね
ホノルル空港のトイレは全ておむつ台が付いている
ダニエルKイノウエ空港のトイレは全ておむつ台が設置されています。
2016年〜2020年に空港の改修工事をしたことにより、男性トイレにもおむつ台が用意されました!
いつでもおむつ替えできるのは安心ですよね。
ちなみに、ハワイ到着後は入国審査エリアが一番近いトイレになります。
帰りの空港では、こんな感じの授乳&おむつ替えステーションがありました。
鍵がかけられるようになっていてプライバシー面もバッチリです。
おむつを捨てるときは直でゴミ箱OK
ハワイは基本ゴミの分別はありません。そのため、交換したおむつはそのままゴミ箱に捨ててOKです。
現地の人も、トイレのゴミ箱に直接捨てています。
なので、日本みたいに捨てる場所を探さずに、ゴミ箱があれば捨てちゃってください。
まとめ
ハワイで手に入るおむつの特徴は以下の4つです。
- テープ型が主流でパンツ型は手に入りにくい
- 素材が固いと感じることもある
- 枚数が多い
- 日本製はグーンのみ
普段からテープ型を使用している方は、ハワイでも簡単におむつが手に入ります。
パンツ型が欲しい方は、「パンパース クルーザーズ360°」を探してみてください。
日本のおむつが欲しい場合は、ミツワかドン・キホーテへ!値段は高いですが、グーンが購入できますよ。
ぜひ、子連れハワイを楽しんでくださいね!
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気になる記事があれば、ぜひ読んでいただければと思います。