- 赤ちゃんにミルクを飲ませたいけど
- ハワイの水って安全なの?
- 売ってる軟水や純水を教えてほしい
ハワイの水を赤ちゃんに飲ませていいか心配ですよね。
実はハワイの水道水は安全で、お湯を沸かせばミルクを作ることができます。
ただし、古いホテルの場合は不純物が混じっていることもあるので、購入することをおすすめします。
そこで今回は、2024年に11ヶ月の息子とハワイに行った私が
- ハワイの水道水の安全性について
- ABCなどで購入できる軟水
を、実際の経験を踏まえてご紹介します。
この記事を読めば、ミルク作りに適した水がわかるようになります。
元気な赤ちゃんと最高のハワイを楽しみましょう!
ハワイの水は安全だからミルクを作れる
ハワイの水は、水道から出て状態で飲料できるほど安全性が高いと言われています。
しっかり水質管理されているし、胃や腸に負担がかからない軟水なんです。
沸騰させれば問題なくミルク用のお湯を作ることができます。
以下ではハワイの水道水の安全性について解説します。
硬度40mg/Lの軟水でミルク作りに適している
USGS(米国地質調査所)によると、ハワイの水道水は約30mg/Lの軟水。
日本の水道水はおおよそ60mg/Lなので、意外にも日本より硬度が低いんです。
アメリカって硬水だと思ってた!
ハワイの水の方がミネラル分が少なく、赤ちゃんの身体にやさしい水と言えますね。
不純物の少ない地下水を利用している
ハワイの水道水は不純物の少ない地下水が使われています。
降った雨が溶岩にろ過されることで、きれいな水質になります。
一方、日本の水源の約70%が河川や湖水の地表水。
不純物が多く混じり、強めの塩素消毒がされるのでカルキ臭いんですね。
ハワイの水道は日本と同じくらい安全と言えます。
しっかり品質管理されている
ワイキキの水道水は、毎年BWS(ホノルル水道局)が水質検査を行なっています。
連邦や州の法律に基づいて、鉛や銅の金属類、細菌類などが基準におさまっているかをチェックしています。
ホテルによっては配管が古く不純物が混ざることもある
水道水は安全でも、配管が古ければ鉛などの有害物質が混ざってしまうこともあります。
実際、EPA(米国環境保護庁)はハワイ州の配管交換に巨額の投資を計画しています。
大人が飲む分には心配ないですが、赤ちゃんに飲ませるにはちょっと・・・という方もいるかもしれません。
日本でもウォーターサーバー使ってるし・・・
そんな方は、ミネラルウォーターを購入するのがいいでしょう。
ハワイで購入できる軟水と純水を紹介
アメリカは水道水を直接飲む文化がないため、お店にはたくさんの水が売られています。
特にミルク作りに適した純水は日本よりも手に入りやすいんです。
以下では、購入できる場所と商品をお伝えしますね。
【純水】アクアフィーナ
アクアフィーナはアメリカを代表する浄水ブランドです。
ABCストアやロングス、スーパーなど、どこでも手に入りやすいのがメリット。
ABCストアで20オンス(約600ml)が2.39$で売られていました。
【純水】ハワイアンマウンテンフレッシュ
ハワイアンマウンテンフレッシュも手に入りやすい水です。
コンビニのホロホロで購入したため、1.5ℓで3.19$と少しお高め。
大人が飲んでみると、どこか物足りない味でした。
【純水】メネフネウォーター
メネフネウォーターは、ANAの機内で提供されている純水です。
オアフ島で採水され、純度99.9%の純水なので赤ちゃんにも安心ですよ。
ワイキキマーケットで1ガロン(3.785ℓ)が3.79$と安めの価格設定でした。ABCでも手に入ります。
【純水】ターゲットとウォルマートの水
こちらはターゲットのオリジナルブランドの純水です。
24本入りでなんと5.49!安過ぎます!
持って帰るのが大変だったよ
そしてウォルマートにもプライベートブランドの水があります。
24本入りで7.19$でした。
【軟水】クリスタルガイザー・ボルヴィック
この2つは純水ではありませんが、硬度60度未満の軟水のためミルク作りに適しています。
クリスタルガイザーはABCでよく見かける水です。
日本製の水は売っていなかった
ハワイでも日本の水が売っているのでは?と気になってドンキとミツワを見てきました。
結論から言うと、どちらも日本の水は売っていなかったです。
どうしても日本の水しかダメという方は、持っていくしかなさそうですね。
純水を探すときはラベル表記を参考にしよう
純水は必ずラベルに以下のような記載があります。
- Purified water(ピュリファイド ウォーター)
- Distilled water(ディスティルド ウォーター)
- Ultra pure Water(ウルトラピュア ウォーター)
製造方法に違いはありますが、どの名称でも純水を表しています。
軟水の硬度は裏面の成分表示を確認する
軟水か硬水かを見分けるには、裏面の成分表示を確認してください。
硬度を表す言葉として、「Hardness」を用いるのが一般的です。このHardnessが60mg/L未満の水が軟水に分類されます。
赤ちゃんのミルク用だと60mg/L未満が良いそうです。
また、硬度を示す似た表現にTDS(Total Dissolved Solids)というものがあります。
もしTDSの記載がある場合は、以下の対応表を参考に選んでください。
硬度(mg/L) | TDS(mg/L) | 硬度分類 | ミルク用として |
0〜30 | 0〜50 | 超軟水 | ◎ |
30〜60 | 50〜150 | 軟水 | ◯ |
60〜120 | 150〜300 | 中程度の軟水 | △ |
120〜180 | 300〜500 | 硬水 | × |
日本の水と成分を比較してみた
赤ちゃんにやさしいと言っても、海外の水って成分が強そうだなと不安だったので、日本の水と成分を比較してみました。
軟水は少し硬度が高い
ミルク作りでよく使われる「いろはす」と比べてみると、硬度が若干高いかなといった感じ。
それでも十分やさしい軟水と言えると思います。
ボルヴィックはミネラル分が多いので、軟水で選ぶならクリスタルガイザーが良さそうです。
純水はほとんど成分に違いはなかった
ハワイウォーターと日本の純水を比較してみると、ほとんど成分に変わりないことがわかりました。
これなら安心してミルク作りできそうですね!
海外のミネラルウォーターは熱殺菌されていない
海外製のミネラルウォーターは、フィルーターでろ過する非加熱式殺菌です。
一方、日本製はほとんどが熱殺菌を行なっています。
「い・ろ・は・す」は、赤ちゃんでも飲める軟水です。製造過程で加熱殺菌や無菌充填を徹底していますので、煮沸せずにそのままお飲みいただけます。
い・ろ・は・す
どちらも安全性は高いですし、ミルクを作るときは沸騰させるので熱処理と同じ効果が得られると思います。
ホテルに浄水器が設置してあることもある
ホテルによっては浄水器が設置されていることがあります。
ちゃんとろ過された水なので、水筒に詰めれば、そのまま飲めるし、沸かせばミルクも作れます。
お金をかけたくない方は利用する価値ありですね!
【お湯のサービス】出先でミルクを作れる場所を紹介します
ワイキキ周辺では、出先でもミルク作りのお湯を提供してくれる場所があります。
うまく活用すれば、わざわざ部屋に戻らずに済みますよ!
楽天ラウンジ
楽天ラウンジは、楽天カードを持っている方が無料で利用できる施設です。
インターナショナルマーケットプレイスとアラモアナセンターにあります。
お湯のサービスもあるし、授乳室やおむつ替え台も用意されています。
キッズスペースで遊ばせることもできるので、お子さんのベビーカー疲れも解消できますね。
JCBラウンジ
JCBラウンジもお湯のサービスがあります。
もちろん授乳室とおむつ台も用意されています。
JCBラウンジは、ワイキキショッピングプラザの中に入っています。
【ホテル宿泊の方へ】電気ケトルがあるか確認しておこう!
宿泊先に電気ケトルがあるか確認しておいた方がいいですよ。
ホテルによっては、湯沸かし器が用意されてないことがあるからです。
コーヒーメーカーあるでしょって言われた人もいるみたい
コンドミニアムと違って、やかんで湯を沸かすことはできないのでケトルがないと困ります。
もし用意がない場合は、現地でケトルを購入するかコイルヒーターを持って行きましょう。
ケトルの衛生面が気になる方は洗浄剤があるといい
日本からケトル用の洗浄剤を持っていきました。
しっかりと洗ってくれていると思いますが、気になる方は使ってみてください。
我が家は、純水を買ってケトルで煮沸消毒をしていました。
まとめ
ハワイの水道水は安全なので、沸騰させればそのままミルクを作ることができます。
ただし、古いホテルだと配管が古くて不純物が混ざることもあります。
心配な方はハワイで軟水や純水を購入しましょう!
このブログでは、ハワイに持ち込める離乳食について解説している記事もあるので併せてご覧ください。