【節約術】高いハワイのレンタカーを安くする方法４選を徹底解説

ハワイのレンタカー料金は、2021年に全米で最高額を記録しました。少しずつ落ち着いてきましたが、旅行額に占める割合は未だに高いままです。

レンタカーを安く借りる方法を知らなければ、いつもお金のことばかり気にする旅行になってしまいます。

私は、これからご紹介する４つの方法を実践することで、ワンランク上のステーキハウスで食事ができるようになりました。

そこでこの記事では

・ハワイのレンタカーはどうして高いのか
・安く借りる４つの方法
・レンタカー節約術
・レンタカーを借りるべき人はどんな人？

について

・どこよりも詳しく
・どこよりもわかりやすく

解説していきます。

この記事を読めば、もっと美味しい食事やショッピングを楽しめるようになりますよ！

▶︎レンタカーを安く借りる４つの方法

【数字で見る】コロナ前と現在のレンタカー状況

このグラフは2019年と2022年の旅行費用に占める割合を表しています。

比較すると、2022年は「宿泊費」と「移動費」が上昇。これはワクチン接種を完了した米国本土の旅行者が急増したことが要因です。

また、移動費だけで見ると、2019年では２番目であった「レンタカー代」が、2022年では最も高い割合となっています。

レンタカーの割合がこれだけ上がった理由は主に２つ。

コロナが蔓延したハワイは、２回のロックダウンを経験。

経営難になったレンタカー会社は、車両を売却。保有しているだけで費用のかかる車を手放しました。

しかし、ロックダウン解除後、本土の観光客が急増し一気に供給不足となったのです。

ハワイニュースナウによると、2021年のミニバンの料金は１日500$を突破したと報じています。

また、近年の半導体価格の上昇による、新車価格の高騰や燃料価格の上昇も要因の一つであると考えられています。

2023年のレンタカー料金の相場

社名・期間	8/11-8/16	9/8-9/13	12/28-1/2
Alamo	120,644円	86,370円	100,765円
Hertz	55,917円	46,547円	77,396円
AVIS	71,073円	64,980円	124,798円
dollar	56,504円	43,050円	69,483円
Budget	79,094円	79,094円	79,094円
ニッポンレンタカー	118,300円	111,300円	118,300円

レンタカー会社とレンタル時期によって差がありますが、おおよそ

となっています。

ちなみに、ハワトラが2018年に６日間レンタルしたときは、約350$でした。

コロナ前と比べて、２倍ほど高くなっています。最近は厳しい円安が続いていますので、余計にレンタル料金が上がっていることがわかると思います。

【必ず確認】ハワイのレンタカーを安く借りる４つの方法

ここまでは、レンタカーの状況と料金相場について確認してきました。

ちょっと待ってください。

実は、高すぎるレンタカーを少しでも安くする方法があるんです。正直、ハワイフリークの方でもあまり知らない情報もあるかと思います。

この記事では４つの方法を解説します。

レンタカーを検討されている方は、参考にしてください。

①ダラーレンタカーを利用する

ハワイには、大手だけでも10社ほどのレンタカー会社があります。

現地の小さい会社もありますが、初心者は、日本語で予約ができる大手から選択することをおすすめします。

その中で、一番レンタル料金が安定して安いのは「ダラー」です。

社名・期間	8/11-8/16	9/8-9/13	12/28-1/2
Alamo	120,644円	86,370円	100,765円
Hertz	55,917円	46,547円	77,396円
AVIS	71,073円	64,980円	124,798円
dollar	56,504円	43,050円	69,483円
Budget	79,094円	79,094円	79,094円
ニッポンレンタカー	118,300円	111,300円	118,300円

2023年で比較すると、ダラーは12月の繁忙時でも安く借りられることがわかります。

それだけでなく、

ことも評価できます。

時期を選ばす、安く借りられるのはダラーレンタカーです。

ダラーは海外アクテビティのベルトラから申し込みができます。

格安レンタカー「ダラー」を申し込む

②比較サイトから予約する

レンタカーの料金は、需要と供給によって変動します。レンタル可能な車両が少なくなると、自動的に料金が高くなっていく仕組みです。

いくら「ダラー」が安いといっても、タイミングによっては他のレンタカー会社の方が安くなる場合もあります。

どの会社が「いま一番安いのか」を知りたいときは、比較サイトを利用すると便利です。

私ハワトラも、最初は10社近くH Pを訪れて、どこが安いか必死になって調べていました。

そこでわかったことは、

• １社ごと、HPで借りる場所やレンタル日数を選択するのが面倒
• どのオプションを選べばいいかわからない
• 総額料金が税抜か税込か不明

など、初心者には難しいことが多かったです。

こんな悩みをカンタンに解決してくれるのは比較サイトです。

比較サイトの中でも、レンティングカーズは世界最大級。ダラーを含む大手10社の料金を一括で検索し、その料金で予約することができます。

このサイトで表示される料金は、各レンタカー会社がレンティングカーズに提示した特別料金です。各社のHPで借りるよりも、安くなる最安値保証がついています。

同じ期間借りたときの、ハーツの正規料金と比較してみました。

ハーツのHPから予約　526.65$
レンティングカーズから予約　504.47$

約22$安く借りられることがわかります。日本円にすると、3300円です。レストランで１品増やせるくらいの割引ですね！

この比較サイトのデメリットは、予約するタイミングによって料金が変動すること。これは各レンタカー会社の在庫状況によるものです。

とはいえ、最安値をうたっているので、レンタカー会社の公式HPより安くなります。

レンタカーを借りる人は、まず目を通しておくべき予約サイトです。

▶︎レンティングカーズで予約する

レンティングカーズを実際に使ってみたレビュー記事がありますので、ご確認ください。

③クレジットカード優待を利用する【JCBカードで支払う人限定】

JCBカードでレンタカーを借りる方は、優待料金でレンタルすることができます。

JCBを持っていても、そのカードで支払いをしない場合は対象外です。

割引を受けられるのは

・ダラー
・ハーツ

の２社です。

割引は、

となっています。

JCBの割引を使うとどのくらい安くなるでしょうか。ここではハーツを利用すると想定して比較してみます。

・ハーツの正規料金　399.87$
・JCBの10%割引を利用 359.88$

約40$安く借りられることがわかりました。

JCBの優待を受けることはとても簡単です。以下の割引番号を入力するだけ！

ハーツ	07492
ダラー	3073753

ハーツで予約する場合

予約のトップ画面から「割引コードを入力」をタップし、

法人・会員優待番号（CDP）にコードを入力します。

ダラーで予約する場合

車種・プランを選択した後の、予約画面に入力欄があります。

JCBカードを持ってる方は、活用してみてください。

ハワイ旅行におけるJCBカードの活用術

ハワイに行くならJCBカードはぜひ持っておきたいです。

など、さまざまな特典があります。

▶︎JCBカードでできること　たびらば公式サイト

まだお持ちでない方は、これを期に発行してみてはいかがでしょうか。きっとハワイで強い味方になってくれますよ。

④ハーツGoldリワーズ・プラスに登録する【会員登録無料】

ハーツはアメリカ国内でトップシェアのレンタカー会社です。

無料で会員登録することができ、年会費もかかりません。

ハーツの会員になると、４日または５日以上のレンタルで、１日無料になるキャンペーンが使えます。

ただし、

ことが若干の使いにくさを感じるところです。

キャンペーンの対象となる車種は以下のとおり⬇︎

４日以上借りると、１日無料になる車種【C・D・Fクラス】

５日以上借りると、１日無料になる車種【Fクラス以上】

ハーツの１日無料キャンペーンを使うと、どれくらい安くなるのか比較してみました。

・ハーツ正規料金　399.87$
・「1日無料」を適用 336.36$

約63$安くなりました。

割引額は車種によって異なります。また、キャンペーンが実施されていない場合もありますので、確認が必要です。

▶︎ハーツGoldリワーズ・プラスの会員登録はこちらから

割引額の検討

ご紹介した方法は、併用ができません。どれか１つ選ばなくてはならないということです。

しかし、ここまでご覧いただいた方は、

・いろんな割引方法があるのはわかったけど、
・結局どれが一番安いの？

と思ったはず。

ここでは、まとめとして

• 比較サイトを使う
• JCB優待料金
• ハーツGoldリワーズ・プラスの「１日無料」

の３つについて「一番安く借りる」方法を解説します。

割引額が一番高いのはどこ？【手順解説】

結論から言うと、割引によってどの方法が一番安くなるかは、時期やタイミングによって異なります。

・比較サイト→独自の料金設定
・JCB、ハーツ会員「１日無料」→公式HPの料金から割引

と異なる料金システムをとっているため、簡単な比較ができません。

また、渡航する時期によっては「ダラー」「ハーツ」よりも安い会社もあるかもしれません。

そこで、ハワトラは以下の方法をおすすめします。

この方法を使えば、もれなく一番安い会社を見つけられます。

正直そこまでやるのは面倒・・・という方は、比較サイトを使って、一括見積もりするのがカンタンですよ。

▶︎一括見積もりで最安値を見つける【レンティングカーズの予約はこちら】

【誰でもできる】レンタカー料金を浮かせる節約術

先ほどのトピックでは、「割引を受ける方法」について解説してきました。しかし、人によってはハードルが高いかもしれません。

そこで今回は、誰でも実践可能な、節約術を２つご紹介します。

・不要なオプションは外そう

不要なオプションを外すことで、総額料金を減らすことが可能です。

ところで、レンタカーで加入が必須のオプションをご存知ですか？

そんな方のために簡単に解説します。

加入必須のオプションは以下の２つ。

・LIS／ILS（追加型自動車損害賠償保険）
・LDW／CDW（車両事故補償制度）

追加型自動車損害賠償保険（LISまたはILSといいます）は、対人・対物保険です。

日本と違い、ハワイには自賠責保険がありません。よってLISに加入しなければ、無保険で運転することになります。加入しないのはあり得ません。

車両事故補償制度（LDWまたはCDWといいます）は、事故によって車両を損傷させたときの修理費用を免除するオプションです。

レンタカー会社のパッケージプランには、この２つが含まれていることが多い。それだけ必要度が高いオプションというわけです。

人によっては、外してもいいオプションが２つあります。

①満タン返し不要（FPO）

FPOは、あらかじめガソリン代を支払っておくオプションです。「ガソリンの給油が難しそう」「給油する時間がない」方には便利です。

しかし、FPOのオプション料金は、「レンタカー会社が独自に定めた金額ガソリン代」によって算出され、街中にあるガソスタよりもかなりハイレート。

例えば、ハーツのFPOは

１回のレンタルで約54$（レンタル日数に関係なく）

これは、トヨタのカムリ（中サイズのセダン）を空の状態から満タンにするときと大体同じ金額となります。

２、３日のレンタルでは確実に損をするオプションのため、節約できるポイントです。

②搭乗者傷害保険・所持品補償制度（PAI・PEC）

搭乗者傷害保険（PAI）は、事故にあったときのご自身や同乗者の治療費。所持品補償制度（PEC）は、車内で所持品が盗難されたときの補償です。

という方は、役割が同じPAIとPECを外してもいいでしょう。

例えば、JCBカードは以下の保険がついてきます（利用付帯）

また、海外旅行保険のたびほでも、同様の保険がついています。

ハーツのPAI・PECは、１日7.5$で加入できます。

その補償額は

・搭乗者傷害保険（PAI）・・・2500$（約37万5千円）
・所持品補償制度（PEC）・・・600$（約9万円）

と少なめ。

ハワイに行く方のほとんどは、海外旅行保険に加入するかクレカの保険を利用すると思います。

そのため、役割が同じであるPAI・PECは外してもいいオプションといえます。

レンタカーを予約するタイミング【早めの手配を推奨】

レンタカーを予約するタイミングが早ければ早いほど、安く借りられる可能性があります。

その理由は、レンタカーの料金は、在庫数によって変動するから。

レンタカーの料金は

在庫が多いとき→安くなる
在庫が少ないとき→高くなる

という仕組みで決まります。

予約するのが遅ければ、それだけ在庫が少なくなり、料金が高くなってしまいます。

予約するタイミングは、閑散期であれば１ヶ月前。年末や夏休みの場合は２〜３ヶ月前を目安にすると料金が高騰する前に借りることができるでしょう。

【まだ悩んでいる方へ】レンタカーを借りるべき人、向かない人の特徴を解説

ここまで、高すぎるレンタカーを安く借りる方法をお伝えしてきました。

しかし、「まだやっぱり高くて借りるか悩んでる・・・」という方もいるかと思います。

そこで、このトピックでは

・「ぜひレンタカーを借りてみて！」
・「レンタカーがなくても楽しめるよ」

という「借りるべき人」と「借りなくてもいい人」の特徴を解説していきます。

まだ決めきれないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

レンタカーを借りるべき人の特徴

レンタカーを借りる最大のメリットは、ハワイの景色や雰囲気を直で感じることができることです。

綺麗な海を見ながらの運転や、急に移り変わる天気、エリアで違う土の色、ガタガタの高速道路・・・
などドライブをすることで得られる感動があります。

大切な家族や友人とだけの空間で体験するハワイの雰囲気は、ドライブ以外では味わうことができません。

ドライブでしか行きづらいエモい観光地も多くあります。

レンタカーを借りてハワイをドライブすることは、ハワイを深く味わうことに直結する乗り物だとハワトラは思っています。

また、旅行日程を詰めまくっている方にもレンタカーはおすすめです。

「行きたい場所がいっぱいある！」という方は、レンタカーを使うことで、観光地をはしごすることができます。

このムーブは他の乗り物ではできません。バスやウーバーだと毎回待つ時間がもったいない。

楽しすぎて予定の時間を過ぎてしまうこともあるはず。

時間がない人こそ、使うべきです。

子供がいる家族にもっともおすすめしたいのもレンタカーです。ハワトラも１児の父ですが、

• トイレいきたい〜
• とりあえず泣く
• 急にどっか行く

ことで大変な思いをしております。

子供がいると、計画どおりにいかないですよね・・・。だからこそ、いつでも好きなときに乗ることができるレンタカーは最適な移動手段です。

子連れのファミリーに知っていてもらいたいのは、「チャイルドシート」のこと。

「ハワイ旅行のチャイルドシートのすべて」が乗っているので、ぜひ一読してみてください。

レンタカーが不要な人の特徴

ハワイ滞在中は、ほとんどワイキキ周辺でしか遊ばないという人にとってはレンタカーは割高になるかもしれません。

ワイキキ〜アラモアナにかけては、特に安く移動できる交通網が発達しているためです。

• ウーバー
• タクシー
• バス

など選択肢が多くあります。そこらじゅうに走っているので、待ち時間を気にする必要もあまりないです。

また、ホテルの駐車場も平均１日50$ほどかかりますので、乗る回数が少ないと割高感を感じます。

郊外に出かける機会が少ない方には積極的におすすめしません。

日本で運転する機会が少ない人も、レンタカーの使用は一度見直した方がいいかも。

運転することだけに気を取られていると、肝心な標識を見逃したりして、事故を引き起こす可能性があるからです。

ハワイでの運転経験が多い方でも、１年くらい空くと感覚が鈍るくらい。

それでもレンタカーに乗りたいんだ！という方は、

ハワイでの運転における注意点を解説している記事をご覧ください。

まとめ

旅行需要の回復や、円安によってハワイのレンタカーは値上がりを続けています。

また、昨今の円安を考えると、今後も高くなり続けることが予想されます。

そこでこの記事では、レンタカーを安く借りる方法として

ことを解説してきました。

JCBカードの割引は、「使える会社が限定されている」「JCBで支払う必要がある」ことに注意してください。

ハーツの会員特典は、「○月○日までに乗車する場合のみ」と条件が付いている場合あります。

最安値を探す手順で、おすすめの方法は

です。

ハワイでレンタカーを使うメリットは、ハワイの雰囲気をより身近に感じることができること。

安く借りて、最高のハワイ旅行にしませんか？

このブログは

ハワイの交通手段にフォーカスし、みなさまの旅がもっと素敵になる

といテーマで運営しています。気になる記事があれば、ぜひ読んでいただければと思います。