- ハワイに持ち込みできる離乳食を教えてほしい
- チキンエキスはダメって聞いたけど・・・
- 没収されることもあるって本当?
我が家も11ヶ月の赤ちゃんがいますが、ハワイに持ち込みできる離乳食はどれが良くてダメなのかわからなくて。
持ち込んだ離乳食を没収されるのが嫌だったので、大使館や国に問い合わせてみました。
結論から言うと、とにかくチキンエキスに気を付けるのが大事で、これさえ守れば大丈夫。
ちゃんと離乳食を食べてくれたので我が子も元気にハワイを満喫できました!
この記事では、2024年に初めて子連れでハワイに行った私が
- どこよりも詳しく
- どこよりもわかりやすく
離乳食について解説します。
この記事を読むと、ハワイに持ち込みできる離乳食とグッズが丸わかりになります。
元気いっぱいに子連れハワイを楽しみましょう!
ハワイに持ち込みできない離乳食リスト
USDA(米国農務省)のサイトに持ち込みができない食材リストがあります。
これを離乳食に当てはめたのが上記の図です。
基本的には、肉類、生のフルーツがNG。
機内食でバナナが出たよ?
これらの食材は、ハワイに持ち込むことができないだけで、飛行機に持って行くことはできます。
そのため、機内で食べきれなかった場合はハワイ到着前に破棄する必要があります。
チキンエキスもNG!肉製品は特に注意が必要
一番気をつけないといけないのは肉エキスの1つ「チキンエキス」です。
チキンエキス入りの離乳食はハワイに持ち込むことができません。
アフリカ野生動物の肉やその他の肉製品を含むものほとんど、カレー、ブイヨン、スープミックスなどは持込む事が出来ません。
在日米国大使館と領事館
チキンエキスって書いてないじゃん
確かに書いてないんですよね。なので、航空会社の持ち込み制限リストを調べてみました。
がっつり肉エキスがダメと記載があるんです!
最悪の場合、ハワイで没収されてしまうことも・・・
家畜伝染病を防ぐための制限だそうですが、選べる離乳食がだいぶ限られちゃいますよね。
卵は生卵、ゆで卵だけ気を付ける
卵製品は、外見上「卵だ!」とわからないようになっていれば持ち込みできます。
USDA(米国農務省)によると、未加工の卵製品の持ち込みは以下のように制限されています。
未加工の鳥類製品および副産物、および特定の新鮮な家禽製品の米国への輸入は禁止されています。
USDA(米国農務省)
逆に持ち込めるものについても記載があります。
つまり、ベビーフードやお菓子に卵が入っていても持ち込みができます。
乳製品は乳幼児用であれば許可される
乳製品は持ち込みが制限されますが、乳幼児用の液体ミルク・粉ミルク・母乳は持ち込みができます。
以下の条件を満たせばOK。
ご飯はパックやパウチになっていれば持ち込める
米そのものは持ち込みできませんが、離乳食のようにパックやパウチになっていればOK。
ハワイでご飯を炊く人はいないと思いますが・・・
逆に持ち込める離乳食はどんなもの?
肉エキスが入ったベビーフードと生のフルーツ以外であれば、ハワイに持って行くことができます。
後で解説しますが、液体ミルクや母乳は液体物の扱いにならないため、哺乳瓶のまま機内に持ち込めます。
また、たまごを少しずつ食べ始める赤ちゃんもいると思いますが、未加工のたまごはハワイに持ち込むことができないので機内で食べ終わる必要があります。
【超簡単】ハワイに持ち込みできる離乳食の探し方
チキンエキスが入ってないベビーフードって意外と少ないです・・・
1つ1つ裏面を見るのは気が狂いそう!
そこで、チキンエキスが含まれないベビーフードの探し方をメーカー別にお伝えします。
キューピー
キューピーの公式ページでは、アレルギーを排除した商品の検索ができます。
牛肉、鶏肉、豚肉にチェックをするだけ!
息子は「にこにこボックス お魚弁当」が大好きです。
キューピーは安心感あるよねー
和光堂
和光堂もアレルゲン不使用の製品を絞り込みできます。
同じように、牛肉、鶏肉、豚肉にチェックをすれば肉エキスが入ってない商品を出してくれます。
11ヶ月の息子にはこれを持っていきました!
和光堂が一番種類が多いんだよー
ピジョン
ピジョンのサイトは絞り込み検索できませんが、アレルゲン情報一覧に対象の商品が載っています。
チキンエキスが入ってない商品をいくつかピックアップしてみました。
ピジョンは種類が少ないね・・・
ハワイに持っていった食材・離乳食を紹介します
5泊7日滞在で約15回分の食材とベビーフードを持参しました。
ベビーフード
ベビーフードはもちろんチキンエキスなしのもの。
「和風〜」とか「鮭の〜」と書いてあってもチキンエキスが入っているので、同じものばかりになってしまいました。
ホテルの滞在だったのでレンチンで簡単にできる「お弁当型」をメインにチョイス。
パウチになっているものは量が少ないので、おやつでカバーしました。
おかゆ・うどん
おかゆはフリーズドライを多めに選びました。
本当はパックが良かったけど、容器が大きくてスーツケースがパンパンになるので諦めました。
荷物を減らしたい方はフリーズドライもアリだと思います。
おかゆに混ぜるフレーク
白米だと味気ないかなと思い、かぼちゃフレークを持っていきました。
こちらはお湯に溶かせばスープにもなって便利。
おやつ
大好きなおこめぼーを持っていきました。
滞在中、高めのステーキハウスに行ったのですが、マナー的に離乳食を食べさせるのは微妙だなと言うことでおこめぼーを食べてもらいました。
レストランで食事してるときもサクッと食べられるおやつがあると安心です。
飲みのもの・ミルク
ミルクは上記写真のキューブタイプと缶ミルクにしました。
部屋にいるときはお湯を沸かせるのでキューブタイプ、外出中は缶ミルクと使い分けました。
粉ミルクを作るときは、お店で水を購入するのがおすすめです。
以下の記事で、ハワイの水道水の安全性と購入できる水について解説していますので、ぜひご覧ください。
【便利すぎる】持っていくべき離乳食グッズ
離乳食を食べさせるときに便利だったグッズを5つ紹介します。
現地で購入できるものもありますが、かさばるものでもないので持って行くことをおすすめします。
チェアベルト
購入して大満足したのが「チェアベルト」です。
フードコートやレストランに子供用の椅子がありますが、ベルトのサイズが大きすぎて抜け出そうとするんですよね・・・
目が離せないよ
使ってみると、取り付けがとても楽でホールド感もしっかりあって安心して食事ができました。
親もゆっくりレストランを満喫できる!
子連れハワイのマストアイテムです!
床に敷くシート(離乳食こぼし用)
ダイソーの「塗装ポリ マスカーフィルム」はとても役立ちました。
離乳食をポイポイされてもビニールの上ならOK。
食事が終わったらそのまま捨てられるのもよかったです。
パウチスタンド
パウチの離乳食をあげるときにスプーンがべちょべちょになるのを防ぐアイテム。
パウチのフードをあげるなら、持っていくと便利です。
使い捨ての紙皿、スプーン
ハワイで購入しても良かったのですが、高いだろうと思って100均で購入。
使い捨ては、洗う手間がなくて楽チンです。
ただ、紙皿はレンチン不可なので別の容器に移さないといけないのがデメリットですね。
なので、以下の耐熱容器も持っていきました。
耐熱容器
こちらの耐熱容器も100均で購入しました。
レンチンするときはもちろん、ちぎったパンやおやつを入れるのにも使えます。
【現地調達】ハワイで追加購入した離乳食と食材
5泊7日の滞在で十分な量を持っていきました。
ただ、ハワイのベビーフードも試したいということで追加購入することに。
ガーバーのスムージーとオートミール
ガーバーはアメリカで最も有名なメーカー。一度は試してみたかったので購入しました。
どうやら1歳未満の子供はスムージーが主流なようで、固形物は1歳を過ぎたあたりからラインアップされます。
オートミールはABCストアで買ったバナナと一緒に食べさせました。
ガーバーのおやつ
自然派の日本と違い、アメリカのおやつは少し科学的な味付けです。
アメリカのグミみたいな味だったよ
試しで購入したのですが、好きそうだってので大量買いしました。
持ち込みと現地調達どっちがいい?
今回の滞在で、持ち込みと現地調達の両方を経験しました。
そこで感じたメリットとデメリットをまとめておきます。
持ち込みのメリット・デメリット
日本から持ち込むメリットは、食材の安心感かなと思います。
いつも食べてるベビーフードならアレルギーの心配もないですからね。
ハワイだと英語で何書いてあるかわからない〜泣
一方、チキンエキスが入ってない離乳食は少なく同じようなメニューになっちゃうのがデメリットです。
また、離乳食だけで荷物がいっぱいになるので、大きめのスーツケースを用意しなくてはなりません。
現地調達のメリット・デメリット
現地調達のいいところは、日本で離乳食選びに時間をかけなくていいことです。
子連れでハワイとなると、服装だったり旅行スケジュールなど考えることがいっぱいありますからね。
チキンエキスがないのはどれかな?
ですが、やっぱり初めての食材は怖いかなと思いました。
ある程度日本から持ち込みんで、足りない分だけ現地で購入するのがおすすめです。
現地調達した離乳食は持って帰れる?
日本に帰国するときもハワイ行きと同じように持ち込み制限があるんです。
気をつけるべき食材はやはり肉製品。
また、パイナップルなどの果物も持ち込みの制限があります。
ハワイ入国と違って完全に持ち込み不可ではなく、動物検疫所や植物防疫所の検査を受けることで許可される場合があります。
チキンエキスはダメなのか?動物防疫所に聞いてみた
ハワイから肉製品は持ち込めないと書いてあるけど、「肉エキス」とは書いてない・・・
離乳食にチキンエキス入ってる場合は?
線引きが曖昧なので、動物検疫所に聞いてみました。
これらは家畜伝染病の恐れがないと判断できるので、持ち込み可能と判断することが多いとのことでした。
つまり、コンソメなどの調味料が入った離乳食やポテチも検査を受ければ、日本に持ち込みができます。
機内で離乳食を提供してくれるサービスがある
ANAとJALは事前に予約することで離乳食を提供してくれます。
ハワイ行きと、日本行きそれぞれ2回ずつ離乳食が配られました。
ちゃんと食べたかな?
赤ちゃんによっては食べてくれないこともあると思うので、追加でベビーフードを持ち込む方が安心だと思います。
また、粉ミルクのお湯もCAにお願いすればもらえます。
まだ予約されてない方がいらっしゃったら、下のリンクからご覧ください。
離乳食持ち込みで知っておくといいこと
最後に離乳食持ち込みのプラスアルファの情報をお伝えします。
スーツケースは大きめがいい
離乳食を持っていくと、かなりの容量となるので大きめのスーツケースがいいと感じました。
我が家は、MサイズとLLサイズのスーツケースを持っていますが、夫婦2人だけのハワイでもパンパンで。
実際に離乳食を入れるとすでに容量が怪しい・・・
帰るときは絶対に入らないよ
そこでLLサイズのスーツケースをR&Yレンタルで借りることにしました。10日間で6,480円と購入するよりも安かったです。
LLサイズ2個になってスペースに余裕ができたので、ハワイでも子供用の服やおもちゃを買ってあげられました。
持ち込む離乳食は日本で食べさせておく
持って行く離乳食が決まったら、日本で食べさせておきましょう。
初めての食材でアレルギーが出たら大変ですし、好き嫌いも出てくる頃だと思います。
事前にチェックしておくのが大事ですね。
ミルク・母乳は液体のまま機内に持ち込める
ミルクや離乳食は液体の状態で機内に持ち込みできます(乳幼児を同伴しているときのみ)。
本来、液体物を持ち込む場合は以下のような制限があります。
ところが、離乳食やミルクに関しては例外的にそのままの状態で持ち込むことができます。
ベビーミルクや離乳食、特別な食事のための食品は、透明なビニール袋に入れずに機内に持ち込むことができます。
ANA
離乳食用ハサミは機内に持ち込めないことがある
機内で離乳食を食べさせるときにハサミでカットしたい方もいるかと思います。
ですが、離乳食用ハサミは持ち込めるものとそうでないものがあります。
持ち込みできるハサミは以下の通りです。
国土交通省に危険物の一覧があるのですが、念のためANAに問い合わせした回答となります。
我が家のはさみは刃先が4cm以下です。
このような離乳食ハサミは危険性が低いので危険物に当たらず持ち込みできるとのこと。
あまりないと思いますが、普通のハサミを離乳食用として持ち込むことはできません。
まとめ
ハワイに持ち込みができない離乳食を解説しました。
子連れハワイで気を付けるべきは「チキンエキス」です!今一度、離乳食の成分表を確認しましょう。
チキンエキスが入ってないものを選ぶのは大変なので、現地調達も検討してみてください。
ぜひお子さんと素敵なハワイ旅を楽しんで!
このブログは
ハワイの交通手段にフォーカスし、みなさまの旅がもっと素敵になる
といテーマで運営しています。気になる記事があれば、ぜひ読んでいただければと思います。