- 空港からホテルまでの移動方法はいくつかあるけど
- いったいどれを選べばいいかわからない
- それぞれの料金や特徴を教えてほしい
ホノルル空港からワイキキのホテルまでの移動手段は、ざっと考えても5つ。
自分で調べて比較するのってとても面倒ですよね。でも、到着後に「こっちの方が旅行プランに合ってたじゃん」って思っても遅いです。
実は、空港からの移動手段を選ぶには3つの選び方があります。
- 料金と安心感どちらを優先するか
- 同伴者に子供や身体が不自由な人がいるか
- 到着日にどのように過ごすか
この基準で選べば、自分たちに合った最適な乗り物を見つけられるようになります。
そこでこの記事では
・皆さまに最適な方法をかんたん診断
・それぞれの移動手段の料金と特徴
・最適な乗り物を選ぶ3つの基準
について
・どこよりも詳しく
・どこよりもわかりやすく
お伝えしていきます。
ハワイの移動手段に特化して解説しているブログだからこその情報があります。ぜひ最後までご覧ください。
空港から旅は始まっています。スムーズに移動して最高のハワイを満喫しましょう!
まずは簡単な診断【自分に合う移動手段はどれ?】
読者さまのニーズに合う乗り物がすぐにわかるようにチャートを作りました。
まずは、この質問票に答えてみてください。

次に、該当する乗り物の特徴を見ていきましょう。
ホノルル空港からワイキキホテルの移動手段5選【特徴・料金を解説】
エアポートシャトル/シャトルバス

ハワイ初心者の方・英語が苦手な方にもっともおすすめ
エアポートシャトルは、空港⇔ホテル間を定額で送迎してくれるサービスです。
1人あたり$20〜$25
が料金相場です。
- 他の旅行客と一緒にホテルに向かう
- 日本語だけで予約・乗車が可能
- 3人以上だと割高になる
最大の特徴は、他の旅行客と一緒にホテルに向かうから失敗が少ないこと。
ハワイ旅行に不慣れな方は、
・どこで乗車すればいいのかな
・チップを渡すタイミングは?
・ちゃんと目的地につけるかな?
といったように、空港に到着して不安になる場面が多いですが、シャトルを利用すれば他の旅行客が見本になってくれます。
デメリットは、3人以上の利用だと割高になることです。車1台に対しての料金であるウーバーやタクシーの方が安くなります。
それでも、初ハワイで英語が苦手な方は安心して旅行ができるエアポートシャトルを使うのがいいでしょう。
エアポートシャトルについてもっと知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
HISのLeaLeaシャトル

HISのエアポートシャトルは、初ハワイ・久しぶりのハワイ旅行の方に超おすすめです。
- 日本語だけで予約、乗車できる
- 乗車位置が分かりやすく迷わない
- 利用者がほぼ日本人
受付の方全員が日本人なので、とにかく安心感が違うんですよね。
また、乗り場も団体出口を出たらすぐなので絶対に迷わないのもめっちゃいいです。

筆者は2024年に乗車しましたが、時間通りに来ることや日本語が通じるので、ダントツの安心感でした。
HISのシャトルはツアー会社のベルトラから申し込みできます。

HISエアポートシャトル
①料金:1人あたり$22(チップ込み)
②予約方法:ベルトラ公式サイト
③所要時間:30分程度
④注意事項:ワイキキエリアのホテルのみ送迎
ロバーツハワイ

ロバーツハワイは、ホノルル国際空港の公式エアポートシャトルです。
ハワイ州からお墨付きを受けているのは、親切なサービスが評価されているから。
- 身体が不自由な人に専用の車両がある
- 最大5箇所しか回らないからスムーズに到着できる
公式HPから申し込むとチップが別途必要ですが、ベルトラから申し込む場合はチップ込みとなります。
Roberts Hawaii /ロバーツハワイ
①料金:1人あたり$26(ベルトラから予約でチップ込み)
②予約方法:ベルトラ公式サイト
③所要時間:45分程度
レンタカー

空港到着から遊びまわりたい超アクティビティ派に最適
ハワイに着いてすぐに観光したい方にとってレンタカーは自由度が高くおすすめです。
時間に縛られることがないので、初日からプラン通りの観光がしやすいことがメリット。カイルアやノースショアのような郊外にいきなり行けちゃいます。
料金相場は5人乗りの小さいセダンで
1日あたり$70〜$100(時期により変動)
と、他の移動手段と比べて高くなりますが、工夫することで割引を狙うことができます。
▶︎レンタカーを安く借りる方法の記事を見る
ハワイ滞在中に何度か乗る機会があれば、もっと満足度が高くなる乗り物です。
レンタカーを使うには、加入保険の知識や交通ルールを知っておく必要があります。1日だけ借りる方に向けての解説記事もご参照ください。
ダラーレンタカー

年間通して比較的安い料金で借りることができるのがダラーレンタカーです。
安いだけでなく、加入保険が充実していることも強み。
ハワイでドライブデビューの方におすすめのレンタカーです。
なお、レンタカーを借りるときは一括比較サイトのレンティングカーズを使うとダラー公式よりも安く借りることができます。
Dollar/ダラー
①料金:$44.79(スタンダードプラン)
②予約方法:比較サイト(レンティングカーズ)・公式サイト
③所要時間:30分程度
④公式サイト:dollar CAR RENTAL
定額制タクシー

ハワイには、空港⇔ホテルまで一律料金で送迎してくれる定額制タクシーがあります。
他の移動手段と比較すると、料金・使いやすさにクセがなく万人におすすめできる移動方法です。
- 1人あたりの料金がかなり安い
- 時間どおりに迎えに来ないこともある
定額制タクシー最大の特徴は、なんといっても料金が安いこと。
1台あたり$35〜$40
となっています。この金額は1人あたりで計算するとめちゃくちゃ安い。例えば、5人で乗ると1人あたり$7〜$8とかなりおトクなんです。
デメリットは、予約していても時間通りに来ることが少ないこと。そのため、旅行プランが崩れることに注意が必要です。
私ハワトラは2023年に空港⇔ホテル間で2回タクシーを利用しました。その2回とも30分以上遅れてのピックアップとなり、かなり焦った覚えがあります。
タクシーを利用するときは、時間に余裕を持って行動するように心がけましよう。
空港送迎タクシーの記事もご参照ください。
ハナタクシー

日本人旅行客がもっとも利用するタクシーがハナタクシー。
ハワトラは2023年に2回利用したところ、親切なドライバーが多いなという印象があります。
予約は専用のラインIDからできますが、返信が遅いので注意してください。急ぎなら電話で予約も可能です。
HANA TAXI /ハナタクシー
①料金:1台あたり$35(チップ・諸税込)
②予約方法:TEL 808-955-2255(日本語対応)
LINE ID hanataxi
③所要時間:30分程度
④公式サイト:HANA TAXI
コアタクシー

日本人にあまりの馴染みのない会社ですが、日本語で対応してもらえる会社です。
カウカウのクーポンを利用すると、空港送迎タクシーの中で最安値の$34となります。
ただし、クレジットカードでの支払いは$2の手数料がかかる点に注意。
KOA TAXI /コアタクシー
①料金:1台あたり$35(チップ・諸税込)
クーポン利用で$34(チップ・諸税込)
②予約方法:TEL 808-944-0000(日本語対応)
LINE ID koaoataxi
カウカウクーポン
③所要時間:30分程度
④公式サイト:KOA TAXI(韓国語のみ)
ウーバー

手軽さがウリ。いま最も主流な移動手段
ウーバーは、目的地までドライバーの自家用車で送迎するサービスです。日本から予約する必要がない手軽さから、最近はウーバーの利用者が増えています。
- 寄り道ができる
- 料金の変動がある
- 10歳までの子供がいると利用が難しい
空港利用のウーバーは、ホテル到着前であっても行きたい場所に行けるのがメリット。他の移動方法だと、レンタカー以外はホテル直行です。
初日から自由に観光したい方に向いている移動方法だといえます。
デメリットは、配車予約するタイミングによって料金が変動すること。
1台あたり$30-$45
が相場ですが


このように同じ目的地でも料金が変わることがあります。場合によっては、エアポートシャトルやタクシーを使う方が安くなることも。
また、子連れだと使いずらいという点もデメリット。ハワイ州では10歳までの子供にチャイルドシートの着用を義務づけているからです。
▶︎チャイルドシートについて詳しく解説した記事を読む
シートの持参はあまり現実的ではないと思うので、ファミリーには難しい移動手段です。
ウーバーについての詳しい解説はこちらをご覧ください。
The Bus

The Busはハワイの公共交通機関であり、オアフ島内全てのエリアを回ることができます。
どこまで行っても
1人あたり片道$3
で利用可能。
しかし、スーツケースの持ち込みができないため、空港から利用するには適さない移動方法です。
膝上に乗る荷物だけでの旅行なら、バスはすべての乗り物の中で一番安くなります。
補足:電車(スカイライン)

2023年6月に、オアフ島内に電車(スカイライン)が開通しました。
まだ一部の区間のみ開通している状態ですが、今後は空港〜アラモアナセンターまで伸びる予定です(頓挫したとの情報も)。
- 料金はThe Busと同じ片道3$
- スーツケースの持ち込みができる
アラモアセンターまで開通すれば、今後は最安値の移動手段になるでしょう。
ホノルル空港→ホテルまでの移動手段の選び方【3つの基準】
次に、もう少し細かくそれぞれの移動手段を比較しながら解説していきます。
自分に合った移動手段を決める基準は、以下の3つがあると考えています。
- 料金と安心感どちらを優先するか
- 同伴者に子供や身体が不自由な人がいるか
- 到着日にどのように過ごすか
【料金比較】料金と安心感どちらを優先するか
とにかく安い料金で移動したいと思っている方は多いのではないでしょうか。一方で、料金よりも初心者だから使いやすさ重視と思う方もいるでしょう。
「安心料をどれだけ払えるか」という観点で決めてみてください。
まずは、それぞれの移動手段の料金比較をご覧ください。
移動方法 | 1名の料金 | 2名の料金 | 3名の料金 |
---|---|---|---|
シャトルバス | $22 | $44 | $66 |
レンタカー | $100前後 | $100前後 | $100前後 |
定額制タクシー | $35 | $35 | $35 |
ウーバー | $35-$45 | $35-$45 | $35-$45 |
The Bus | $3 | $6 | $9 |
この表から分かることは
- エアポートシャトルは3人目から高くなる
- ウーバーは料金の変動が激しい
ということです。
◎エアポートシャトルは3人目から高くなる
HISのシャトルは1人$22と格安の移動手段ですが、1人ずつ料金が加算されます。人数が多いとその分料金が高くなる仕組みです。
料金は高くなりがちですが、
- 英語をいっさい使わず予約、乗車できる
- 他の日本人と一緒に行動できる
- 乗り場がわかりやすく迷子にならない
という安心感があります。ハワイ初心者は、HISのエアポートシャトルを選んでおけば間違いないでしょう。

◎ウーバーは料金の変動が激しい
ウーバーの料金は、予約時点での乗客数とドライバーの数で決まります。ハワイに到着する朝の時間帯は高くなりがちです。
ウーバーと定額制タクシーは似た乗り物ですが、時間通りにくる安心感が違うと私ハワトラは感じています。

ウーバーはドライバーがどこにいるか確認できるんだよ。
タクシーにそのようなシステムはありません。来るのか来ないのかめちゃくちゃ心配になります・・・
到着時間が読めるウーバーは、安心感がある乗り物だといえます。
同伴者に子供や身体が不自由な人がいるか
- 10歳までの子供
- 介助が必要な方
が同伴者にいる場合は、使える乗り物が制限されます。
10歳までの子供がいる
チャイルドシートが必要となるウーバーは、子連れハワイには不向きです。日本から持参すれば利用できますが、そんな方は少ないかと思います。
10歳までの子供がいる場合は、ウーバー以外の方法を選ぶ必要があります。
詳しくはチャイルドシートについて解説した記事をご覧ください。
介助が必要な方がいる
段差の乗り降りが困難であったり、車椅子が必要な方が乗車できる乗り物があります。
安心して使える乗り物を2つを紹介します。
・ウーバーアシスト

ウーバーアシストは、介助が必要な方がいる場合の専用のウーバーです。
第三者機関の試験に認定したドライバーが、乗降する際の介助や積み下ろしをしてくれます。
・ロバーツハワイ

ロバーツハワイは、空港⇔ホテル間を定額料金で送迎してくれるタクシーです。
予約するとき、介助が必要な同伴者がいることを伝えると専用のタクシーを用意してくれます。
お体の不自由な方で、特別なお手伝いが必要な方はご予約の際にコメント欄にご記載下さい。ロバーツハワイは障害のある旅行者の方に対応できるよう最善の努力を致します。
引用:ロバーツ公式
ロバーツハワイは、アクティブツアー会社のベルトラから申し込むことができます。
到着日にどのように過ごすか

着いたらすぐにカイルアで映え写真撮りにいくよー
空港送迎のほとんどが、ホテルまで直行します。
着いてすぐにワイキキ以外を観光するなら、寄り道ができるウーバーか、レンタカーのみが選択肢となります。
ウーバーは配車を予約をするときに最大5箇所の経由地を追加できます。

多くのホテルはチェックインが15時ですが、フロントで荷物だけ預かってくれます。
初日はワイキキだけ観光するならホテルに直行してもいいでしょう。
しかし、

飛行機で疲れたし、時差ボケもヒドい・・・
こんな方も多いのではないでしょうか。
まずは疲れた身体をリフレッシュしたいという方におすすめなのは、ロミロミです。

ロミロミは、ハワイ式のアロママッサージ。ハーブ系の香りが心地よく、すぐ夢の中へ・・・
施術後はびっくりするくらい身体が軽くなって、その後の観光がパワー十分で行けるようになるんです。
気になったら、ぜひ下のリンクからお店を探してみてくださいね。
まとめ
ホノルル空港→ワイキキのホテルの移動は、自分に合った乗り物を見つけましょう。
ホテルまでの移動手段は
- エアポートシャトル▶︎初心者や英語が苦手な人におすすめ
- レンタカー▶︎初日から自由に観光したい方向け
- 定額制タクシー▶︎クセがなく使いやすい
- ウーバー▶︎到着後に予約すればOK。寄り道できる
- The Bus▶︎片道$3。スーツケースの持ち込み不可
があります。
自分に合う移動方法を見つけるためには
①「料金」と「安心感」どちらをとる?
②子供・身体が不自由な人がいるか
③到着後のスケジュール
この3つの基準から考えてみてください。
飛行機から降りたら、幸せなハワイ旅が待っています。初日から存分に楽しめるように失敗しない乗り物を見つけましょう。
このブログは
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といテーマで運営しています。気になる記事があれば、ぜひ読んでいただければと思います。