- エアポートシャトルの選び方がわからない
- 各社の値段をすぐに教えてほしい
- おすすめのシャトルバスはどれ?
ホノルル空港からホテルまでの移動手段はいくつかありますが、中でもエアポートシャトルは初心者におすすめの乗り物です。
他の日本人旅行客と一緒に移動することで「まずホテルに行く」という目的が簡単に達成できるでしょう。
しかし、シャトルバスの選び方を間違えると、空港で迷ったり、英語を使う羽目になったりと初心者でもハードルが高くなってしまいます。
そこでこの記事では
・おすすめのシャトルバスを紹介
・主要3社の料金を比較
・メリット・デメリット
について
・どこよりも詳しく
・どこよりもわかりやすく
解説します。
ホテルまでの移動をすんなりクリアして、緊張をほどくことができれば、最高のハワイを楽しむことができるようになります。
目次
シャトルバス/エアポートシャトルとは
シャトルバスは、他の旅行客と一緒に目的地に行く観光バスのことです。
その中で、エアポートシャトルは空港⇔滞在するホテルまで定額料金で送迎してくれるサービスです。
ハワイのシャトルバスは、
- 他の旅行者と同乗し、各ホテルまで送迎する「乗り合い型」
- 1グループだけ乗せてホテルまで直行する「プライベート型」
があります。
ハワイのシャトルは、以下の3社が主流です。
- HIS
- ロバーツハワイ
- スピーディシャトル
この記事では、「乗り合い型」を想定してお話していきます。
【結論】おすすめするシャトルバスはHIS
結論からいうと、3社の中でもっともおすすめなのは、HISが催行しているシャトルバスです。
その理由は3つあります。
- エアポートシャトルの中で最安値
- 予約から乗車まで英語が不要
- 日本の会社が運行しているから安心
ハワイには上記の3社以外にもありますが、運行しているのは、ほとんど現地の会社です。
そのため、ハワイが初めての方や英語が苦手な方には、少しハードルが高い乗り物となります。
HISは、日本語だけで予約〜乗車が可能ですので、ハワイ初心者の方に特におすすめしたい会社です。
HISのシャトルバスは、アクティブツアー専門のベルトラから申し込みできます。
エアポートシャトルの料金
シャトルは、1台の料金ではなく、1人○$で計算します。
タクシーやウーバーと違って、人数が多くなると料金が上がる仕組みです。
そのため、1人あたりの料金が安い会社から選ぶといいでしょう。
空港→ホテル | ホテル→空港 | チップ | |
---|---|---|---|
HIS | 20$ | 20$ | 込みの料金 |
ロバーツハワイ | 25$ | 23$ | 予約方法による |
スピーディシャトル | 20.28$ | 20.28$ | チップ別 |
HISはチップ込みで1人20$ともっとも安いことがわかります(2024年は22$に変更)。
ロバーツハワイは、公式HPから予約するとチップが別途必要です。
シャトルバスの予約方法【予約推奨】
エアポートシャトルを利用するなら、日本語で予約・サポートが受けられるベルトラから申し込むのがおすすめ。
公式HPからでも予約可能です。しかし、何かあったときには英語で伝える必要がありますので注意してください。
ベルトラでは
・HIS
・ロバーツハワイ
の2社を予約可能です。
なお、ロバーツハワイは1人あたり25$で利用可能ですが
- 公式HPから予約→別途チップが必要
- ベルトラから予約→チップを含んだ金額
と少しお得に使うことができます。
ロバーツハワイなら、予約なしでシャトルを手配できます。
入国審査後の出口に、専用カウンターがありますので、そこから申し込み可能です。
しかし、他の乗客との兼ね合いにより待ち時間が長くなることがあります。
予定どおりに旅行ができない可能性もあるので、日本から予約しておくことをおすすめします。
\HIS・ロバーツは日本語OKのベルトラで!/
エアポートシャトルを利用するメリット
空港から移動する手段は、他にも「定額制タクシー」「ウーバー」も選択肢となります。
その中でも、エアポートシャトルはハワイ初心者におすすめしたい移動手段です。
シャトルを利用するメリットは主に4つ。
- 日本人グループで移動するから安心
- 英語を話す必要がない
- 空港内で迷子にならない
- ピックアップの時間がおおむね正確
以下で詳しく解説します。
日本人グループで移動するから安心
エアポートシャトル最大のメリットは、ハワイ旅行に不慣れな方でも安心してホテルに行けることです。
ハワイ到着後、わからないことだらけで不安になるかと思います。
・どこから乗車すればいいの?
・チップってどのタイミングで渡すんだろう・・・
・どうやって降りるのが正解?
でも安心してください。一緒に乗っている方が、見本となってくれますよ。
特にHISのシャトルは、ほとんどが日本人の観光客です。わからないことがあっても、日本語で質問できちゃいます。
海外旅行は、文化・言語の違いから、アウェー感を感じやすいです。でも、日本人がたくさんいれば、どこか安心できるはず。
最初から間違えると、その先の旅行が不安になるよね・・・
すべて自分で解決しなきゃいけない「ウーバー」「タクシー」と違って、やさしい乗り物がシャトルバスです。
英語を話す必要がない
予約〜ホテル到着まで、いっさい英語を話す必要がないのもメリットです。
日本のツアー会社から申し込めば、日本語のみで予約できます。また、到着後の確認も、専用のカウンターにて日本語だけで対応してくれます。
運転手は、乗客の滞在するホテルを把握しているので、特に行き先を告げる必要がありません。
ただし、英語を使う機会は1度だけあります。
ホテル到着時、ホテル名がアナウンスされます。
滞在するホテル名だけは聞き逃さないようにしましょう。
あらかじめ、自分が滞在するホテルの外観を調べておくのもいいと思います。
英語が苦手な方でも、安心して利用することができます。
空港内で迷子にならない
受付場所がわかりやすく、空港内で迷う心配がないこともおすすめポイント。
まずハワイに到着したら、専用カウンターでチェックイン(乗車確認)を行います。
団体用出口から出ると、アロハシャツ着用のツアー会社が大きな日本語で誘導してくれます。わかりやすい位置にあるので、すぐに見つけられるでしょう。
団体用出口は、主にパッケージツアーの利用者がほとんど。
もしカウンターが見当たらなくても、近くにいるツアー会社に日本語で聞けば親切に答えてくれますよ。
ピックアップの時間がおおむね正確
時間通りに来てくれることが多く、プラン通りに動きやすいこともメリット。
乗り合いのシャトルバスは、遅れたら大人数に迷惑がかかります。会社側は気をつけて運行しているんですね。
ハワイアンタイムという言葉を聞いたことがあると思います。
バス・タクシーは時間通りに来ないのが当たり前。レストランでの食事提供も、1品出てくるのに30分かかったり・・・
とにかくハワイは、まったり感がハンパない。でもそれがハワイの良さ。
しかし、帰国日だけは勘弁してくれー
飛行機に間に合わなかったらシャレになりません。
私は以前、帰国日にタクシーを手配してことがあります。
おかしい!30分待っても来ない!
ぜんぜん現れず焦ったことがあります。
エアポートシャトルは、いろんなホテルを回るので、多少の遅延はあるかもしれません。
それでも、ハワイの中では割と時間に正確な乗り物といえるでしょう。
エアポートシャトルのデメリット
シャトルバスは、他の移動手段とは違うデメリットがあります。
それは以下の3つです。
- 3人以上だと割高になる
- ホテルの到着時間が読みにくい
- 乗り物酔いに気をつける
デメリットも以下で詳しく解説します。
シャトルを利用するかどうかの判断基準にしてください。
3人以上だと割高になる
エアポートシャトル最大のデメリットは、料金の設定です。
3人以上で利用すると、他の移動手段の方が安くなります。
まず、エアポートシャトルと、ウーバーやタクシーの料金設定は異なります。
- エアポートシャトル→1人あたり○$
- ウーバー、タクシー→1台あたり○$
よって、人数が多いほどシャトルの料金は高くなるということです。
以下の比較表をご覧ください。
1名の料金 | 2名の料金 | 3名の料金 | |
---|---|---|---|
エアポートシャトル | 20$ | 40$ | 60$ |
定額制タクシー | 35$ | 35$ | 35$ |
ウーバー | 40$前後 | 40$前後 | 40$前後 |
2人目までは、他の乗り物とほとんど変わりません。3人以上だとその差は大きく開いていきます。
安さだけを求めるなら、ウーバーやタクシーを考えてもいいかもしれません。
ホテルの到着時間が読みにくい
色々なホテルを回るから、自分のホテルにいつ着くのか読みにくいです。
また、他の乗客が揃ってからの出発になるため、出発まで待たせれることがあります。
レストランやアクテビティの予約は、時間に余裕を持っておいた方がいいでしょう。
自分の乗っているシャトルが
- どのホテルを回るのか
- どの順番で回るのか
を乗客が判断できませんが、ワイキキの東側になるほど遅めの到着になるでしょう。
通常、渋滞がなければ、ホテル⇔ワイキキ間は30分です。
一方、エアポートシャトルの場合は1時間くらい見ておくといいでしょう。
ロバーツハワイは、最大5箇所しか回らないから
早めに到着できそうだね。
乗り物酔いに気をつける
車体が大きいシャトルバスは、揺れを感じやすい乗り物。
それに加えて、
・到着時の時差ボケ
・ガタガタの道路
・荒い運転
によって、乗り物酔いになる可能性があります。
私がシャトルバスを利用するときは、酔い止めを必ず持っていきます。
空港に酔い止めを購入できる店はありません。空港から利用するときは、日本から持っていきましょう。
ハワイのおすすめシャトルバス2社をを紹介
ここまではシャトルバス全体の概要をお伝えしてきました。
次に、選んでおけば間違いないエアポートシャトル2社を解説します。
正直、この2社以外はあり得ないと思うので、ぜひ参考になればと思います。
HIS
値段・信頼感が◎ 日本語だけで使えるから初心者におすすめ
HISは日本の会社でありながら、シャトルバスの中では低価格の1人20$で利用できます。
他のシャトルバスの口コミを見ると、「予約していたのに来なかった」という最悪のコメントが散見されます。
HISの評価は5段階中4.19と高い水準で、いい口コミも多く見られます。
到着後、団体出口に行ったらすぐにカウンターに案内されました。バウチャー(予約票)を見せたら親切に待ち合いまで連れて行ってくれ、待ち時間もあまりなく乗れ無事にホテルまで連れて行くことができました。
旅行会社のツアーだと到着後の説明が長く、多くのホテルを回るので1時間以上かかる場合もある。様々な旅行会社で比較したが、オプションで追加すると高い。この送迎プランが一番安くて早くて楽だと感じた。
全ての口コミを読む⬇︎
Veltra Top Page
デメリットは、ワイキキのホテルのみしか送迎しないこと。カハラホテルや、アウラニ・ディズニーなどはホテルの送迎バスを利用しましょう。
HISの予約は海外オプショナルツアーの「ベルトラ」から申し込みできます。
\全て日本語でOK!簡単予約はこちらから/
空港→ホテル | ホテル→空港 | チップ | |
---|---|---|---|
ワイキキ | 20$/22$ | 20$/22$ | 込みの料金 |
カハラ | なし | なし | |
コオリナ | なし | なし | |
ノース | なし | なし |
ロバーツハワイ
ハワイ州公式シャトル。きめ細やかなサービスがウリ
ロバーツハワイは、ホノルル国際空港HPに記載のある、ハワイ州唯一の公式シャトルです。
空港が推奨しているだけあって、安全性への配慮や障害がある方に対してのサポートが充実しています。
整備士はASE(アメリカ最高位の整備士資格)を所持、ドライバーは会社独自のトレーニングプログラムを実施するなど社員教育に力を入れています。
また、乗り合いバスでありながら最大5箇所のホテルしか回らないサービスもメリット。
公式HPではチップが別途必要ですが、ベルトラから申し込むとチップ込みで少しお得に使うことができます。
▶︎Veltra Top Page
空港→ホテル | ホテル→空港 | チップ | |
---|---|---|---|
ワイキキ | 25$ | 23$ | ベルトラなら込み |
カハラ | 37.50$ | 35$ | |
コオリナ | 37.50$ | 37.50$ | |
ノース | なし | なし |
シャトルバス利用におけるよくある質問
最後に、みなさまから寄せられたシャトルバスについての疑問にお答えします。
- 料金にチップは含まれている?
- 何時にピックアップすればいい?
- 子供料金の設定はある?
- 身体が不自由な人も利用できる?
この4つについて解説します。
料金にチップは含まれている?
表示料金にチップを含んでいる会社と、別途チップが必要な会社があります。
当ブログで紹介した3社では
- HIS→チップ込み
- ロバーツハワイ
ベルトラ申し込み→チップ込み
公式HPから申し込み→チップ別 - スピーディーシャトル→チップ別
となっています。
今回紹介していない会社もありますが、アクティブツアーで申し込みできる会社はチップを含んだ料金を表示しているはずです。
ベルトラから申し込みをすれば、チップ込みの料金で利用できます。
▶︎Veltra Top Page
ホテル到着後、運転手が荷物を荷台から出してくれることが多いです。
アメリカでは、荷物を運んでくれたら、荷物1つにつき1$を渡す文化があります。
荷物を下ろしてくれたタイミングで渡すとスマートだよ。
ピックアップ時間は何時にすればいい?
ピックアップ時間は、飛行機の発着時間に合わせて、シャトルの会社が決めてくれます。
そのため、利用者が指定することはありません。
ベルトラから予約をした場合、予約後に発行されるバウチャー(確認票)にピックアップ時間が書いてあります。
帰国日に利用する際も、航空会社が推奨する「3時間前到着」に合わせて、ピックアップ時間を決めてくれるので安心です。
子供料金の設定はある?
幼児であれば、膝上に乗せることによって無料で利用できます。
「幼児」の年齢は会社によって異なります。
HIS | ロバーツハワイ | スピーディシャトル | |
---|---|---|---|
無料の年齢 | 0歳〜1歳 | 0歳〜3歳 | 0歳〜2歳 |
対象となる場合 | 膝上なら無料 | 膝上なら無料 | 膝上なら無料 |
対象外 | 席確保は20$ | 席確保は25$ | 席確保は20$ |
空港⇔ワイキキまでは、おおよそ1時間です。子供の年齢に合わせて、席を確保するか決めましょう。
なお、ハワイ州では10歳までの子供にチャイルドシート着用の義務がありますが、シャトルバスにおいては不要となっています。
身体が不自由な人も利用できる?
シャトル会社によって、乗車基準が異なります。
例えば、ハワイ州から公認のロバーツハワイの公式HPでは
ロバーツハワイは障害のある旅行者の方に対応できるよう最善の努力を致します。
とあるように、身体が不自由な方にも安心して利用できるサービスです。
ロバーツハワイは、予約時に「介助が必要である」ことを伝えれば専用の車両を用意してくれます。
一方、HISは50cmの段差を自力か同行者の介助によって乗降ができない場合は、乗車不可となっています。
ロバーツハワイでは、車椅子を無料で持ち込みできます。電動・折りたたみともに対応しています。HISは、折りたたみのみ持ち込みできます(無料)
まとめ
今回は、特にハワイ初心者におすすめであるエアポートシャトルについて解説していきました。
エアポートシャトルは、空港⇔ホテル間を乗り合いで移動するバスです。
初心者におすすめの理由は
- 日本人グループで移動できる
- 英語を話す必要がない
- 空港内で迷子になりにくい
- ピックアップの時間がおおむね正確
であることです。
シャトルバスの中でもっともおすすめなのがHIS。料金と信頼度がもっとも高い会社です。
デメリットは、人数が多くなると他の移動手段の方が安くなること。
- エアポートシャトル→1人あたり○$
- ウーバー、タクシー→1台あたり○$
と計算方法が違います。
料金が多少高くても、かんたんに利用できるシャトルバスを選ぶ方が初心者には賢明です。
ハワイに到着したら「まずホテルに行くこと」が第一関門。ぜひシャトルを利用して、不安なくハワイ旅行を楽しんでください!
今回ご紹介した、おすすめのエアポートシャトル「HIS」「ロバーツハワイ」は、海外オプショナルツアーのベルトラから申し込むことができます。
このブログは
ハワイの交通手段にフォーカスし、みなさまの旅がもっと素敵になる
といテーマで運営しています。気になる記事があれば、ぜひ読んでいただければと思います。